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急に歯が痛いと感じる原因とは?適切な対処法も紹介 | 歯医者さんのお役立ちコラム
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急に歯が痛いと感じる原因とは?適切な対処法も紹介

「急に歯が痛いときに考えられる原因は?」
「急な歯の痛みへの対処法とは?」
「急に歯が痛んだときにやってはいけないNG行為を知りたい」
歯の病気は全身疾患とも密接な関係があるため、異常が見られた際は早期対応が必要です。

 

そこで本記事では、歯の痛みに関する冒頭の疑問について、詳しく解説していきます。
虫歯や歯の痛み、歯ぐきの腫れを治したいと思っている方は、ぜひ最後までご覧ください。

急に歯が痛いときの原因

まずは早速、急に歯が痛いときに考えられる原因から解説していきます。
ここでは網羅的に、以下の8つを見ていきましょう。

  • 虫歯
  • 歯周病
  • 知覚過敏
  • 親知らず
  • 根尖性歯周炎
  • 歯根破折
  • 噛み合わせ
  • 歯以外の要因

それぞれ確認してください。

虫歯

虫歯は歯の表面を覆っているエナメル質が酸によって溶けてしまう病気です。
これにより、歯が虫歯菌に感染し、穴が開いたりすることで歯が痛む原因となります。

 

早期の発見と歯科医師の治療が重要です。

歯周病

歯周病は歯と歯茎の周囲に炎症が起きる病気で、歯茎の腫れや出血、歯のぐらつき、噛むと痛みを感じることがあります。
歯垢や歯石の蓄積が原因で、適切な口腔衛生と定期的な歯科検診が予防や治療に大切です。

知覚過敏

知覚過敏は、歯の神経が刺激を受けやすくなり、冷たい・熱い飲食物や甘いものなどによって痛みを感じる状態のことです。
歯垢の蓄積によるエナメル質の溶解や歯の表面の摩耗が原因とされます。

 

適切な歯磨きやフッ素歯磨剤の使用が予防に役立ちます。

親知らず

親知らずは、智歯とも呼ばれ、奥歯の最後に生える歯です。
歯が正常に生えそろわず、歯茎に圧力をかけたり、ほかの歯に押し潰されたりすることで痛みを引き起こすことがあります。

 

抜歯が必要な場合もありますが、一部の患者では痛みや状態に応じて保存的な治療も行われます。

根尖性歯周炎

根尖性歯周炎は、歯の根の先にある歯周組織の感染によって引き起こされます。
感染が進行すると歯の周囲が腫れたり、噛んだときに痛みを感じたりすることがあります。
治療には根管治療や抗生物質の使用が必要です。

歯根破折

歯根破折は、強い衝撃や噛み合わせの異常、虫歯の進行などによって起こることがあります。
歯の神経が刺激されることで痛みを感じることもあるでしょう。

 

早期の治療が重要なため、すぐに歯科医師に相談しましょう。

噛み合わせ

歯並びや噛み合わせの異常は、噛む際に歯同士の負担が偏り、歯や顎に痛みを引き起こす可能性があります。
不正咬合や噛み合わせの問題は、適切な治療や矯正を通じて改善できます。
歯科医師に相談してください。

歯以外の要因

歯以外の要因としては、被せ物や詰め物が考えられます。
被せ物・詰め物が適切にフィットしていないとき、あるいは被せ物や詰め物が劣化している場合、痛みを引き起こす可能性があるのです。
歯科医師の診断と適切な修復が必要です。

急な歯の痛みを和らげる方法(対処法)

次に、急な歯の痛みを和らげる方法、いわば対処法を解説していきます。
主な方法は以下の5つです。

  • やさしく歯を磨く
  • 痛み止めを服用する
  • 患部を冷やす
  • ぬるま湯でうがいする
  • 歯科医院を受診する

それぞれ見ていきましょう。

やさしく歯を磨く

急な歯の痛みを和らげる方法のひとつは、やさしく歯を磨くことです。
歯垢や食べかすの除去によって刺激を軽減し、痛みを緩和できます。

 

力まずに軽い圧で磨き、硬い歯ブラシや過度な摩擦を避けるようにしましょう。

痛み止めを服用する

急な歯の痛みを和らげる方法のひとつは、痛み止めを服用することです。
非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)や鎮痛剤を適切な量で使用することで、痛みを緩和できます。

 

ただし、医師の指示に従って正しい薬を使用し、過剰摂取には注意しましょう。

患部を冷やす

急な歯の痛みを和らげる方法のひとつは、患部を冷やすことです。
アイスパックや保冷剤を布で包み、数分間患部に当てると痛みが軽減される場合があります。
ただし、長時間の冷却や凍傷には注意しましょう。

ぬるま湯でうがいする

急な歯の痛みを和らげる方法のひとつは、ぬるま湯でうがいすることです。
温かい塩水や漢方薬をぬるま湯に溶かし、口をうがいすることで炎症を抑え、痛みを緩和できます。
ただし、うがいの際に力を入れすぎないよう注意しましょう。

歯科医院を受診する

急な歯の痛みを和らげるための最も確実な方法は、歯科医院を受診することです。
歯の痛みの原因を正確に特定し、適切な治療や処置を受けることができます。
専門の歯科医師に相談して早めの対応が大切です。

急に歯が痛んだときにやってはいけないNG行為

最後に、急に歯が痛んだときにやってはいけないNG行為を4つ紹介して終わります。

  • 患部を刺激する
  • 喫煙する
  • お酒を飲む
  • 痛み止めで様子を見続ける

それぞれ確認してください。

患部を刺激する

急な歯の痛みがある場合、患部を刺激する行為は避けましょう。

 

たとえば、歯を強く噛んだり、氷や硬い食べ物をかんだりすると痛みが増し、さらなる損傷を引き起こす可能性があります。
優しく食べ物を咀嚼し、歯に負担をかけないように注意しましょう。

喫煙する

急な歯の痛みがある場合、喫煙もNGです。
タバコの煙やニコチンは歯を刺激し、痛みを悪化させる可能性があります。
また、喫煙は歯周病や虫歯のリスクを高めるため、歯の健康に悪影響を与えることもあります。

 

痛みがある場合は、喫煙を控えましょう。

お酒を飲む

急な歯の痛みがある場合、お酒の摂取も控えましょう。
アルコールは刺激や炎症を引き起こし、痛みを悪化させる可能性があります。

 

また、お酒は口内環境を乾燥させ、歯の健康にも悪影響を与えることがあります。
痛みがある場合は、お酒の摂取を控えましょう。

痛み止めで様子を見続ける

意外ですが、急な歯の痛みがある場合は痛み止めで様子を見続けることも避けてください。

 

痛み止めは一時的に痛みを鎮めますが、根本的な原因を治療せずに痛みを無視することになります
痛みがある場合は、早めに歯科医師に相談しましょう。

急に歯が痛いときに考えられる原因は主に8つ

今回は、急に歯が痛いときに考えられる原因について解説してきました。
急な歯の痛みの原因は、虫歯や歯周病、知覚過敏、親知らずの影響、根尖性歯周炎、歯根破折、噛み合わせの問題などが考えられます。

 

また、歯以外の要因でも痛みが生じることがあります。
痛みの原因がいずれにせよ、歯科医院に相談しましょう。

 

世航会デンタルオフィスでは、虫歯治療から予防歯科、歯周病治療まで、幅広い歯科治療を提供しています。受診の際はカウンセリングもしっかりと実施しているため、歯のことでお悩みの方はぜひお気軽にご相談ください。

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