田町の
インプラント治療
インプラントとは?
インプラント治療とは、歯の無くなった場合の治療法のひとつで、正確には歯の根が無くなった・歯の根が残せない場合の治療法です。インプラントとは、 dental-implant からの輸入語で、日本ではインプラントと呼ばれてい ます。
インプラント体を顎の骨に入れて、その上に土台(アバットメント)を建て・人工の歯(上部構造)をつける治療を、インプラント治療と呼びます。
ブリッジや入れ歯と違って、天然歯の状態により近い機能・ 形態の回復が得られます。また、隣の歯を削ったり、負担をかける必要がないため、インプラント治療を受ける人は近年、激増しています。 インプラント治療は、歯が無くなった場合の第一選択の治療法として、欧米で認識されています。
日本でも2000年以降は、大学・大学院でインプラント学講座ができるなどしており、 エビデンスをもった予知性の高い治療法として認識されています。
インプラントの構造
インプラントは3つの構造体からできています。
■上部構造:アバットメントに装着する人工歯
■アバットメント:インプラント体に接続されている土台
■インプラント本体:顎の骨に埋入されている人工歯根部
インプラントのメリット
天然歯のように顎の骨に固定するので、違和感がなく固いものを噛むことができるようになります。隣の歯を削る必要がなく、他の歯にも負担をかけません。
また見た目も天然歯に近く、審美性に優れているため自然な笑顔が作れるようになります。
インプラントのデメリット
インプラントは健康保険適用外の治療となりますので、治療費の面で負担が大きくなります。ただし、インプラント治療は医療費控除の対象となるため、確定申告の際に治療費の負担を軽減できる場合がございます。
また、インプラントは外科的な手術が必要です。当院では、手術が怖いという方にも安心して治療をいただけるよう「静脈内鎮静法」にも対応しています。
当院の
インプラントの特徴
国際水準で通用する安心の
インプラント治療
当法人の理事長は、ICOI(国際インプラント学会)の最高位資格である「Diplomate -ディプロメイト(指導医)」を有しています。当院では理事長の指導のもと、国際水準で通用する安心できるインプラントをご提供するために最先端の知識と治療法を積極的に取り入れ、ドクター・スタッフともに日々研鑽を重ねています。
当院ではまず、事前に患者様のインプラント治療に対する不安や疑問をしっかりと解消し、安心して治療を受けていただくことを大切にしています。勿論、カウンセリングをしたから治療を受けなくてはいけない、ということは一切ありませんので、「信頼できる先生の意見や話が聞きたい」という方も遠慮なく当院へご相談ください。
このようなご相談が多くあります
・入れ歯とインプラントどちらがいいの?
・安全で安心できるインプラント治療を受けたい
・インプラント治療は痛い?
(寝ているうちに治療を終えたい)
・期間や費用はどれくらいかかるのだろう
・顎の骨が足りないとインプラントできないと聞いた
・実績のある先生と相談したい
(セカンドオピニオン)など
歯科用CTによる的確な診査・診断
インプラント治療の成功において、いかに事前に的確な診査・診断を行えるかどうかが非常に重要です。当院では、先進のデジタル歯科用CTを院内に設置しており、従来のレントゲン撮影による平面的な情報だけでなく、顎の骨の詳細な立体的な構造や神経の位置などを高精度に把握することが可能です。
また、撮影したCTデータを専用のシミュレーションソフトを用いて解析することで、患者様一人ひとりに最適な埋入位置を診断することができます。
ウトウト眠り心地のうちに治療が
おわる「静脈内鎮静法」
インプラントの治療は局所麻酔のみで行っても痛みはありませんが、不安や恐怖心まではなくすことはできず、患者様にとって大きなストレスとなる場合があります。そこで当院では、ご希望に応じて「静脈内鎮静法」という方法を用いることで、ストレスなく快適にインプラント治療を受けていただくことも可能です。
静脈内鎮静法とは
「点滴麻酔」や「セデーション」とも呼ばれ、鎮静薬を静脈に点滴する精神鎮静法の一つです。治療前に腕から点滴で鎮静薬を注入することで、うとうと眠っているような意識状態になり、不安や恐怖心を軽減しながらリラックスして治療を受けることができます。
全身麻酔とは異なり意識が完全になくなることはなく、また副作用のリスクが少ない麻酔法です。治療中の記憶が残りにくくなる健忘効果も期待できます。
静脈内鎮静法はこんな方におすすめです
・歯科恐怖症の方(治療や手術が怖い方)
・眠っている間に治療を終えたい方
・全身疾患をお持ちの方
・歯科の治療で吐き気や気分が悪くなる方
・ストレスなく快適に治療を受けたい方
・インプラントの埋入本数の多い方 など
「骨が足りない」方への治療にも
対応可能
インプラント治療は人工歯根を顎の骨に埋め込む治療であるため、土台となる顎の骨の厚みが十分にあるかどうかが重要となります。患者様の中には、歯周病や歯が抜けた状態を長期間放置していた等により、骨が著しく痩せてしまっているケースもあります。そうした方のために、骨を増やすための治療法がいくつかあります。
・骨補填材による骨再生治療(GBR:骨誘導再生術)
・上顎奥歯の骨が薄い方の骨造成法
(ソケットリフト、サイナスリフト)
当院では患者様のご希望にできる限り添えられるようにと、常に先進技術の研究にも励み、幅広い治療の選択肢をご提案できるよう努めております。他院様にて「インプラントできない」と診断を受けた方も諦める前に、一度当院へ相談にいらしてください。
世航会デンタルオフィスでは、ノーベルバイオケア社のインプラントのみを使用しております。
ノーベルバイオケア社は、骨に結合する歯科インプラントを世界で初めて製品化したインプラント界のパイオニアであり、製品品質も非常に優れているのが特徴です。
当法人では患者様に少しでも安心の出来るインプラントを提供するために、安価なインプラントを使用せず、すべて最高品質のノーベルバイオケアの製品のみを使用しております。
複雑なインプラント治療の料金をわかりやすくするために、歯科用CTの撮影料金やインプラント手術費用、術後のお薬の代金などの諸費用すべて含んだ料金をご提示しております。
※インプラント治療のみを行った場合に限る。インプラント以外の治療が入った場合は、別途費用がかかります。
治療の流れ
1.無料相談
インプラントの術式、期間、費用等の説明をいたします。
2.検査
レントゲン・CT撮影、型取りを行い、顎骨の状態等を
診断いたします。
3.検査結果
検査の結果をもとに、より詳しく術式や費用について
説明いたします。
4.手術
ご都合に合わせて手術日程を決め、インプラントの本体を埋め込む手術を行います。
5.被せもの
手術から数ヶ月後(※個人差あり)
手術で埋め込んだインプラント本体に、世航会のインプラント専門の歯科技工士が製作した被せものを装着します。
当院の推奨する
インプラント
世航会デンタルオフィスでは、すべてのインプラントに2ピースタイプのインプラントを使用しております。
コストダウンの際によく使用される1ピースタイプのインプラントでは、どうしてもある程度の妥協を考えなければなりません。
1ピースタイプを使用しない一番の理由は、治療が完了したあとのメインテナンス。取り外し可能でクッションの役割も果たしている「土台」部分が無いことで、もしも「歯」の部分に過度の負荷がかかり壊れてしまった場合、高い確率でインプラントそのものも使えなくなってしまう場合があるのです。
患者様の負担になる可能性がある材料は、当法人では使用しておりません。
患者さまに合わせた精密設計
インプラントのアバットメント(土台部分)の製作は審美歯科治療の上でとても大切で、インプラント周囲の歯肉の形成においてとても重要な役割を果たしています。
世航会デンタルオフィスでは一切の妥協をせず、すべてのインプラントの患者様に対して、オーダーメイドのアバットメントを製作しています。
コンピューターによるお口の中の間接的なスキャン(CAD)と精密な削りだし(CAM)。患者さま一人ひとりのお口の状態に合わせた専用の土台を製作し、それにより美しいスマイルラインを作り出しています。
5年間の保証つき
患者様に安心して治療を受けていただくために、自費の治療に関しては補綴物装着後から5年間の保証期間を設けております。日常生活において補綴物などが破折、脱離などをした場合には、保証期間内であれば無償で修理、再製作をさせていただきます。
※ハイブリットインレー・セラミックスインレーは2年間の保証期間になります。
※インプラントオーバーデンチャーの場合、インプラント体の保証期間は5年になります。
インプラント手術前後の
注意事項
体調管理はしっかりと
手術後一週間前から、規則正しい生活を心がけ体調管理には十分気をつけて下さい。
手術当日、風邪などで発熱などが見られる場合は、中止させていただく可能性があります。
飲酒、喫煙について
手術当日から最低2週間ほど飲酒、喫煙はお控え下さい。喫煙は、毛細血管を収縮させ、血の巡りを悪くさせます。インプラントと骨の結合を著しく阻害する恐れがありますので、手術後の喫煙は最低2週間はお控え下さい。
また、手術後の飲酒も出血や腫れやの原因になりますので、お控え下さい。
手術後のうがいについて
手術後の強いうがいは控え、口の中に軽く水を含みゆすぐ程度にして下さい。うがいが多いと血液が固まらず、出血が長引いてしまいます。また、治りかけの傷口が開いてしまい、炎症を起こしてしまう可能性がありますので、2〜3日はお控え下さい。
入浴と運動について
入浴や運動など、血行がよくなると傷口からふただび出血してしまう可能性がありますので、ご注意下さい。手術後2〜3日は湯船につからずシャワー程度に。激しい運動は控えるようにお願いいたします。
製品の説明
インプラント本体
世航会デンタルオフィスで使用しているインプラント本体は、安定した品質のため、世界で広く使われているインプラントの一つです。
インプラント治療をする上で、インプラントメーカーの選択はとても大事なポイントですが、患者様からは何が良いのか分かりにくいものでもあります。
当法人では、患者さまに安心していただけるように、インプラント業界のパイオニアでもあるノーベルバイオケア社のものだけを使用しております。
アバットメント(土台)
プロセラシステムとは、患者様それぞれに合わせて設計をし、コンピューター制御により精密に削りだされた最高品質のカスタム・オーダーメイド-アバットメントのことです。アバットメントとセラミックスの歯を作るための型取りを行った後、出来上がった模型を専用の3Dスキャナーを使ってコンピューター上に読み込みます。その上で、患者様の歯肉の形態に合わせて、熟練の歯科技工士が歯科医師と打ち合わせを行いながら正確に設計を行なっていきます。
アバットメントはセラミックスの歯をかぶせる土台の部分で、様々な種類があります。もともと形が決まっている安価なアバットメントもありますが、世航会デンタルオフィスではすべてCAD/CAMを用いたオーダーメイドのアバットメントを使用しております。オーダーメイド・アバットメントはジルコニア、もしくはチタンのものがあり、患者様のお口の状態に合わせた適切のものを歯科医師が選択いたします。
セラミックスの歯(上部構造)
全ての歯を最高の技工チームが製作
上部構造は、オールセラミックス、もしくはジルコニアオールセラミックスを主に使用いたします。
2種類のオールセラミックス「e.max」と「ジルコニア」は、金属を一切使用しておりませんので、生体親和性にも非常に優れ、金属アレルギーの方にも安心です。
またインプラントに装着するセラミックスの歯の製作には、非常に高度なテクニックが必要になってきます。天然歯では、歯が多少動揺するため、技工物の幅に多少のずれがあっても影響は大きくありません。しかし、インプラントの場合は天然歯と違い、骨と直接結合しているため動くことがありませんので、わずか数ミクロン単位での、精密な作業が要求されてきます。
その精密な技工物は、世航会デンタルオフィスの歯科技工所でインプラント専門の歯科技工士が一つひとつ丁寧に仕上げております。
Q&A
インプラント治療で
よくあるご質問
■ Q2: インプラント治療は痛かったり、腫れたりしないですか ?
■ Q4: インプラント治療のために入院する必要はありますか?
■ Q5: 手術後のお口のお手入れはどうすればいいのですか?
■ Q6: インプラント治療の費用はどのくらいかかりますか?
■ Q7: 以前の自分の歯と同じように噛むことはできますか?
■ Q1: インプラント治療に年齢制限はあるのですか?
基本的に16歳以上の方なら治療を受けられます。
骨の成長がほぼ終了する最低16歳以上で、医学的にも解剖学的にも条件を満たしている場合ならば、どなたでもインプラント治療を受けることが可能です。
■ Q2: インプラント治療は痛かったり、腫れたりしないですか?
手術中は麻酔により痛みを感じることはありません。また、静脈内鎮静を行うことにより、全く覚えていません。
インプラント治療後は通常腫れませんが、以下の場合は必ず腫れます。
腫れは 3 日目がピークで 1 週間後にはほとんどひきます。
①インプラントと骨の間に、隙間ができる場合
抜歯直後・歯周病・歯の根の膿など炎症部位を除去した場合
②歯ぐきを大きく開いた場合
骨の幅が少なく、角化歯肉(少し硬めの歯ぐき)が少ない場合は、インプラント後に歯ブラシがしやすいように、角化歯肉をずらすことがよくあります。
骨を足す処置をした場合
骨ができるまには、治癒の過程で炎症が起こりますので、必ず腫れます。
■ Q3: 治療期間はどのくらいかかるのですか?
上顎で約6ヶ月、下顎で約4ヶ月かかります。
患者様によって個人差がございますが、インプラントが周囲の骨と結合するのに上顎で約 6 ヶ月、下顎で約 4 ヶ月かかります。
2回法の場合骨とインプラントが結合した後に、頭出しの手術を行い治癒するのに約 4 週間、上の歯を入れる為の期間として約 2 週間かかります。ただし、当院では一日でアバットメントまでいれる症例が少なくありません。手術が一回で済むようになり期間をより短くすることができます。
■ Q4: インプラント治療のために入院する必要はありますか?
基本的に入院する必要はありません。
インプラント手術を行う際は麻酔を使いますが、基本的に入院する必要はありません。手術当日にご自宅に帰ることが可能です。
■ Q5: 手術後のお口のお手入れはどうすればいいのですか?
インプラントの寿命はお口のお手入れの仕方によって決まります。
インプラント治療を行っても、その後のお手入れ ( メインテナンス ) がしっかりしていないと、 またもとの状態に戻ってしまいます。インプラント治療を成功させるのは、お口のお手入れをしっかり行うかどうかといっても過言ではありません。
基本的には通常お手入れ ( 歯磨きなど ) で問題はございませんが、必ず定期検診を受け、担当医からチェックと指導を受けるようにしましょう。
■ Q6: インプラント治療の費用はどのくらいかかりますか?
お口の状態などによって異なります。
詳しくはページ下に記載してあります治療費をご参照ください。ご不明点などございましたらお気軽にお問い合わせください。
■ Q7: 以前の自分の歯と同じように噛むことはできますか?
入れ歯につきもののがたつきが無くしっかり噛むことができるでしょう。
入れ歯が粘膜に支えられているのに対し、インプラントは顎の骨に支えられています。このため、入れ歯につきもののがたつきが無く、しっかり噛むことが可能になります。個人差はございますが、特に入れ歯などをご使用されていた方には「びっくりするほど良く噛める」とおっしゃって頂いております。
■ Q8: インプラントはどのくらいもつのですか?
インプラントはすべて人工物なので、虫歯や歯の根の先が膿むことはありません。 シンプルな構造なので、歯周病にも強いです。
弱点を挙げるとすれば、横揺れに弱いことです。
メインテナンスでは横揺れの原因の咬み合わせを調整することが主な目的です。 適切なメインテナンスを施せばかなりの長期間安定させることが可能です。
適切なメインテナンスを施し、定期検診と担当医からのチェック、指導を守って頂ければ長期間安定させることが可能であると考えております。当院で治療していただいた全てのインプラントには安心の5年保証が付帯されております ( セラミックなどの上部構造に関しては 5 年保証 ) 。
インプラント治療の
症例
Before(正面)
After(正面)
Before(側面)
After(側面)
主訴 | 歯が抜けてしまった。 噛めるようになりたい。 |
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治療期間 | 3〜4ヶ月 |
料金 | 528,000円(税込) |
内容 | 左上3番 インプラント治療 |