小児歯科

小児歯科

小児歯科の特徴

歯医者は怖いところといくイメージを拂拭すべく、楽しいゲームや、遊具をキッズスペースに準備しております。お子様に自ら歯医者に行きたいと思っていただくことで、定期的なメンテナンスが可能となり、予防につながると考えます。

診療室は個室で、お母様もご一緒に診療に付き添えますので安心して診療を受けてただけます。

保育園・幼稚園の先生と一緒に遊べる医院もあります。

予防

シーラント

シーラントは、奥歯の溝をむし歯から予防する方法です。虫歯になりやすい奥歯の溝をレジンといわれるプラスチックで物理的に封鎖することで口腔内の環境から遮断し、グラスアイオノマーといわれるセメントで奥歯の溝を物理的に封鎖することに加え、シーラント材の中に含まれるフッ化物が再石灰化作用を促進するむし歯予防法です。

4年以上で約60%のむし歯予防効果が認められ、特にフッ化物応用との併用によってむし歯予防効果はさらに増加します。

フッ化物歯面塗布

乳歯むし歯の予防として1歳児から、また成人では根面むし歯の予防として実施

フッ化物歯面塗布は単に1回受けても効果は得られません。年2回以上定期的に継続して受ける必要があります。乳幼児に定期的に継続して実施した場合、むし歯をほぼ半分に減少させたとの報告があります。また永久歯に対する予防効果については20~30%の報告が多いようです。

上記治療を行ったからといって虫歯に絶対にならないというわけではありません、

1番予防として重要なのはご自宅でのホームケアです。

お子様が磨いた後はチェック・仕上げ磨きをしてあげましょう。

子どもの歯は大人の歯より虫歯になりやすい?

お子様の歯は、大人の歯と比べると同じ永久歯であっても歯の再石灰力が弱く、エナメル質や象牙質が薄いため虫歯になりやすい状態です。また、乳歯が虫歯になった場合、痛みを感じにくく進行も早いため、虫歯がかなり進行した状態で発見されることが少なくありません。

当院にご来院されるお子様のなかでも、このようなケースはたびたび見られます。虫歯を予防し、お子様の大切な歯の健康を守っていくためには、より一層の注意が必要です。

歯医者に通い始める時期やタイミング

当院の小児歯科では、毎日の正しいお口のケアの仕方や生活習慣に関するアドバイスもしていますので、歯が生え始める前の0歳の段階から定期的に通っていただくことで、お口の中の虫歯菌を減らすことができます。

また、特に1歳半~3歳ごろまでの間は「感染の窓」とも呼ばれており、この時期にお口の中に虫歯菌が少なければ、将来的な虫歯になるリスクを少なくできると考えられています。トラブルのない時期から、なるべく早い段階で一度ご来院いただくことをおすすめします。

お子様の虫歯予防ケア

小児歯科

自宅でできる虫歯の予防ケア(ホームケア)について

大人にも子どもにも共通することですが、虫歯を予防するには歯ブラシの頻度・間食の回数・定期的に検診を受けているかどうかが重要なポイントとなります。

特に自己管理がまだ難しい年頃のお子様におきましては、お菓子を食べる時の決まり事として、食事や間食後に歯磨きをきちんとすることを習慣づけることが大切です。また、小さなお子様は歯ブラシをまだうまく使うことができませんので、お子様の歯磨きが終わったら保護者様がチェックと仕上げ磨きをしてあげてください。

毎日の歯磨きが習慣化して正しいセルフケア身につけば、お子様の一生涯を通じた健康へとつながる、かけがえのない贈り物になると考えております。

また、歯ブラシはお子様の持ちやすい柄の小さいもので、毛先はやわらかいもが使いやすいでしょう。当院では歯ブラシなど様々なセルフケアグッズも取り扱い、お子様の年齢やお口の状態に合わせたご提案も可能です。お気軽にご相談ください。

小児歯科でよくあるご質問(Q&A)

赤ちゃんの歯が生える時期はいつ?

ある日ぽつんと見えてくる小さな乳歯は、赤ちゃんの成長を実感させるものです。一般的には、歯の生え始めはおおよそ生後6~9ヶ月ぐらいですが、歯が生える時期には個人差がありますので、多少遅いからといってそれほど心配する必要はないでしょう。

下の前歯から始まり、2歳半頃に奥歯が生えてそろうのが平均的ですが、それにも個人差があるようです。歯の生え始めは歯ぐきがムズムズするため、歯が生えてくる時期は不快感でグズグズ泣く赤ちゃんもいます。夜泣きの原因といわれることもあります。

乳歯はいつまでに生え揃うのが一般的ですか?

一般的には6か月から3歳までに乳歯合計20本が生えそろいます。個人差があるので、ご心配の場合は歯医者さんでレントゲン撮影をして、乳歯が近々生えるのかどうか見てもらうのが良いでしょう。

まれに乳歯が先天的に欠如している場合もあります。その時は永久歯も欠如している場合も多いので、やはり6~7歳くらいにはレントゲン撮影を行い、すべての永久歯がるのかどうかチェックしておくと安心でしょう(上下4・5番に多い)。

前歯がすきっぱでも大丈夫でしょうか?

乳歯がすきっ歯であることは問題ありません。乳歯間の隙間があることで、今後生えてくる幅の広い永久歯がその空いたスペースに入り込み、キレイな歯並びになりやすいと言われています。

むしろ乳歯の時にすきっ歯ではないお子様は、永久歯の生えてくるスペースがないので、永臼歯が重なり合って生えてくる可能性が高いと言えるでしょう。小児矯正を検討しておいたほうが良いでしょう。

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